Where Flamingos Fly

￥1,200 (税込)

GIL EVANS

LABEL | Artists House

ビッグ・バンド界に革命をもたらした”音の魔術師”ギル・エヴァンスの、71年に録音され10年後に発売されることになった音源のアルバム。本作は2つのセッションからなり、A-1,B-2のメンバーは、ビリー・ハーパー（ts）、ハワード・ジョンソン（bs）、ジョン・コールズ（tp）、ハリー・ルーコフスキー（vln）、ジョー・ベック（g）、ハーブ・ブッシャー（b）、ドン・プレストン（syn）、ギル・エヴァンス（p）、レニー・ホワイト（ds）の9人で、A-1にスー・エヴァンス（perc）が、B-2にアイアート・モレイラ（perc）とフローラ・プリム（perc,vo）が加わる。A2~4,B1では何人かが入れ替わり、ハンニバル・マーヴィン・ピーターソン（tp）、ブルース・ジョンソン（g）、リチャード・デイヴィス（b）らが加わって14人になり、A-2ではスーが入り、アイアートとフローラのヴォーカルが後から付け加えられている。録音の当時、ギルはレコード会社との契約がないため、録音テープを自身で保存しており、それが10年後に発売されたものである。ソリストに自由に演奏させ、全体として多様で彩り豊かなサウンドに仕上げるギルの魔術を見せつけている。取上げている曲は自作の他、ハーパー、マイルス・デイヴィス、ケニー・ドーハムなどの曲である。タイトル曲は『アウト・オブ・ザ・クール』で演奏した曲の再演。プロデュースにはジョン・サイモンが加わっている。アルバム邦題『フラミンゴの飛翔』

＊帯付ライナー付です
＊プチ音が入るところがあります
＊ジャケットは天部にスレが若干見られる程度ですが、カビ臭がします